私は18歳の頃から毎年のように同じことを考えてきました。
「気がつけば18歳、もう高校を卒業する、今年は何かしよう」
「気がつけば20歳、成人を迎えたのだから、今年は何かしよう」
「気がつけば26歳、26歳は人生の転機、今年こそは何かしよう」

しかしそのまま時間は流れ、何もしないまま27歳になりました。
そして今年もまた考えました。
「今年は何かしよう」

毎年同じことを考えながら過ごしてきた約10年。
もちろん何もしなかったわけではないけれど、いつになっても「何か」と言っていることが、何もしていないことを証明していると気がつきました。

まずはこんな自分を変えよう。
そんな想いから私たちは「kigatsukeba(気がつけば)」を立ち上げました。

自分が27歳であることを自分に気がつかせることで、常に自分に問うのです。
"kigatsukeba age 27"は、26歳で変われなかった自分への戒めです。


ブランドの発足

前置きが長くなりましたが、ほとんどの人が一度は思ったことがあるはずです。
「気がつけばもう〇〇歳かぁ」
それと同時に多くの人は「変わらなければいけない」「やらなければいけない」という、使命感のようなものに駆られます。
私たちは少しでもこの使命感を抱える人の後押しがしたい。

そう思い、まずはTシャツを作ることにしました。


Tシャツには様々な可能性があります

なぜTシャツなのか。
そこには3つの考えがあります。

①話題を提供する
初めての人と話すとき、「どんな人何だろう」「どんなことを話そう」に加えて、「どうやって話しかけてもらおう」ということも大事になります。
相手がTシャツで自己紹介していたら、つっこんでみたくなりませんか?
「人は見た目が9割」
この言葉をそのまま捉えるのであれば、Tシャツに書かれたメッセージは口で伝えるメッセージよりも強いのです。

②相手から教えてもらう
人は楽を求める生き物です。自分で意識しようと心掛けていても、ふとした時には忘れてしまうのです。
Tシャツは常に身に付けているので、自分で意識するだけでなく相手からも意識されます。
自分以外の人からも認識される、気がついてもらうことによって、より一層の自己啓発を促します。

③プレゼントになる
Tシャツは相手に送ることでそこに書かれたメッセージを”想い”として伝えることができます。
あなたが大切な人に「頑張ってほしい」「変わってほしい」「気がついてほしい」と思っているのであれば、プレゼントとして渡すのがオススメです。
年齢は毎年変わっていきますが、Tシャツはその歳に起こったことを記憶する媒体となります。
アルバムのように何も描かれていなくても、当時の自分を思い出して成長を感じるはずです。

また年齢はみんなで同じようにとっていくもの。
成人式や同窓会、誕生日会などでみんなで着て盛り上がることもできます。


ロゴについて

ロゴには気がついてほしいという思いを込めて、「気がつくこと」を具現化したマークを入れました。
その他にも細かいところにこだわりを入れています。

※「since1992」は私たちの生まれた年です。ブランドの発足年ではありません。


最後に

最初は小っ恥ずかしいかもしれません。
でもだからこそ、その分意識は変わります。
会話が生まれた時は嬉しいです。いじってもらえた時は楽しいです。

女性には受け入れられないかもしれません。
まあそれは仕方ないです。
でも価値観は確実に変わりますので、一回着てみてほしいです。

誕生日のプレゼントにぴったりだと思います。
成人式や還暦の祝いなんかにもいかがでしょうか?
個人的にはご年配の方々にも着てほしいです。


これまでサラリーマンだった私たちが、初めて自分たちだけで挑戦するプロジェクトです。
常に変化するモノゴトに目を見張り、そして気がつき、そこから創造する。
私たちはありとあらゆる”kigatsukeba”をカタチにします。


暖かく、そして厳しい目で応援していただけると幸いです。